引っ越しをする側は、引っ越しの際、今までのお礼を兼ねて、ご近所さんに引っ越しの挨拶の品を持って行ったり、贈ったりします。
また、引っ越しをして別の場所に移ったら、引っ越し先のご近所さんに引っ越しの挨拶の品を持って行ったり、贈ったります。
引っ越しの挨拶は、引っ越しをする側がしっかり考えてやるものです。
これとは逆に、友人や知人で親しい方や会社関係の方が引っ越しをした場合には、引っ越し祝いを贈ることがあります。
また、法人や自営業者等の企業や自治体等が庁舎、本社、本店・支店、店舗、事務所、営業所の場所を変えて移転する際の引っ越しにも祝いを贈ることがあります。
このように、相手の発展や繁栄を祈って贈るお祝いのことを引っ越し祝いといいます。
ちなみに、同僚や上司への引っ越し祝いの場合は、職場で周りの人とお金を出し合ってお祝いをすることもあります。
贈るものですが、引っ越しの挨拶の品と同様、消耗品が好まれるかと思います。
タオルや石鹸等の日用品、クッキーやコーヒー等の食品類等が一般的ですね。
あまりかさばるものでは、相手が受け取った時に、持て余してしまうかもしれませんので、この辺注意した方がいいでしょう。
また、引っ越し祝いで贈らない方がいいもの、タブーとされているものがあります。
要注意です。
それは、火を連想させるものです。
例えば、赤のキャンドル、ライター、お香、ストーブ等、火に関連するものです。
引っ越しをしてすぐに、火事が起こるかも、なんて考えたら縁起が悪いですよね。
これらはやめておきましょう。
また、新居に穴を開けないと使えない、飾れないもの、例えば絵画や掛け時計は避けた方がいいでしょう。
この辺りを、しっかり踏まえて、引っ越し祝いを購入しましょう。
贈るタイミングですが、相手が引っ越しをしてすぐでは、バタバタしているでしょうし、また何かと気を遣わせたりするので、少し時間をおきましょう。
ですが、あまり遅過ぎても、何の祝いか分からなくなってもいけません。
目安として相手が引っ越しをしてから半月以内くらいには贈りましょう。
引っ越し祝いのお返しについて
親しい友人から、また会社の同僚から引っ越し祝いをもらうことがあります。
引っ越し祝いをもらった場合、必ずではありませんが、お返しをしなければなりません。
ここでは、そのお返しについて述べたいと思います。
そもそもですが、引っ越し祝いの、お返しという言葉はあまり言ってはいけないタブーのようなものです。
お返しというと、もらったから返さなければならないという義務のようなものを感じさせてしまいます。
よって、これは、新築内祝い・引っ越し内祝いといって贈りましょう。
この新築内祝い・引越し打つ祝いの金額は、いただいた引っ越し祝いの3分の1から半額くらいが相場だといわれています。
贈るものですが、やはりタオルや石鹸等の日用品、クッキーやコーヒー等の食品類等が多いようです。これらを贈れば、どなたに贈ってもあまり間違いとは思います。
引っ越し祝いの相場について
親しい友人やお世話になった会社関係の人が、引っ越しをした場合、引っ越し祝いを贈りましょう。
贈るものですが、引っ越しの挨拶の品と同様、消耗品が好まれるかと思います。
タオルや石鹸等の日用品、クッキーやコーヒー等の食品類等が一般的です。
さて、ではどれくらいの金額の物を贈ればいいのでしょうか。
その相場ですが、引っ越し祝いの相場は、大体2000円～１万円くらいだと思います。
関係の深さ等によって、金額にある程度変動はあるようです。
ですから、かなりお世話になったと思えば、それ相応の物を用意しましょう。
この引っ越し祝いですが、必ずしも贈らなければならないというものではありません。ですが、引っ越しの祝いをもらえたら嬉しいですよね。
だったら贈りましょう。
